本当のスペシャリティ珈琲とは?
スペシャリティコーヒーとは
高品質で味の評価が85点以上とされています。
これは珈琲全生産量の1割程度しかありません。
一般のコーヒー豆は日本で言うと農協の様なところに集められて大まかに分別(豆の大きさや種別・品質)されます。
スペシャリティは農園ごとに管理されて、トレーサビリティも大半がしっかりしています。当然ながら、高値で取引されます。高額なものはオークションなどで希少価値的な価格が付いたりもしています。
スペシャリティ珈琲と焙煎
味で評価される珈琲ですから、最終的に味を決める焙煎技術も必要になってきます。豆の品質で7割、焙煎は珈琲の味の2割程度を決めてしまいます。
ここで問題なのが、この焙煎ですが、消費者に見えない部分でもあります。
焙煎とは生の豆を焼く作業のことを指しています。
一般的なレギュラー珈琲と呼ばれるものは、一定の火力や時間を設定して機械的に焼く事が出来ますが、スペシャリティはそれぞれ焼き方も豆によって大きく変えて初めておいしい美味しいスペシャリティ珈琲になります。
ココからは余談ですが、大量生産できる大型の焙煎機では非常に難しい作業になってきます。
自家焙煎店が大型焙煎店に唯一勝る分野がスペシャリティ珈琲の焙煎なのです。
コーヒーは農産物
農産物ですから、産地や気候 栽培の仕方などで 味や品質に違いが出ます。
その年によって出来の良し悪しもでます。
例えばブラジル産とインドネシア産のコーヒーではそれそれ味が違っていますし、同じく国でも地域ごとに違います。
当然、農園ごとに特徴があるわけです。