フェアトレードについて
フェアトレードって何?
なぜ、いまどきフェアトレード? などという事がいわれているのか?
実はコーヒーは世界の貿易取引の中で、小豆や大豆・小麦などと同じように相場で動いている農作物です。「相場」*ここでは詳しくは記載しません。
相場ですから「お金」を投資したりするわけです。
そんな中で、少しでも安く珈琲を仕入れて高く売りさばく!
コレで珈琲業界も動いているわけです。
コーヒーは800m以上の標高の高い地域、熱帯地域で生産されています。
こういう地区の人々は、貧困で価格はもちろん・栽培・生産の仕方も知らないままで品質の悪い珈琲を栽培していました。いくら栽培しても手元には僅かなお金しか残りません。生活は貧困のまま・・
それをバイヤーは通常の価格よりも更に、安く買い叩いて持ってきます。
このような事をやめて、適正価格で買い取っていきましょうと言うのが、フェアトレード珈琲と呼ばれています。
スターバックスが最初に動いて始まり、日本でもNPO法人が20年ほど前から活動を始めました。
より良い珈琲豆の生産が出来るように、現地で栽培指導から「有機栽培の手法」まで手に手をとって指導を始めています。
品質も格段によくなり、そのほとんどが良質の有機栽培珈琲として流通し始めています。
EU諸国やアメリカでも、「少しぐらい高くても」「品質もよくなっている」「産地の貧困が一杯のコーヒーで少しでも手助けになれば」この志で、広まりつつあります。
店でも入荷したときにはおいしく焙煎しています。
まだ生産量が少なく安定供給には程遠い状態ですが、欧米ではコーヒー全体の3%近くが飲まれています。
しかしながら、日本ではフェアトレードの認識・コーヒー業界の流れを良く理解していない人が多く、2%を割っています。
自分は善人だと思っている「私たち日本人」もそろそろ世界の状況に目を向けなければなりませんね!
当店でもフェアトレードが入荷したときは自家焙煎しておいしく販売を致しています。
どうぞ、お問い合わせ下さい。
簡単な説明でしたが、ご理解いただきましたか?